お好み焼きQちゃん_たまの温玉めし
岡山には
今や全国区になったB級グルメがいくつか存在します
ひるぜん焼きそば
津山ホルモンうどん
日生カキオコ
2022年は
津山 VS 佐用_ホルモンうどん対決
こんなイベントにも行ったり ☆←
実は、B級グルメで町興しが表に出てきた10数年前にさかのぼると
玉野にもB級グルメブームに便乗しようと企画されたものがありました
地域に根付いている昔からあるわけじゃないのに
B級グルメブームにデビューしたのが
たまの温玉めし

焼き飯に蒲焼のタレを絡ませて刻みアナゴを混ぜ込んだ焼き飯
一般公募作品
こうやって見ると、岡山のB級グルメ全般が
ソース炒め文化な感じがしますね
高梁にはインディアントマト焼きそば ☆←
ってのがあったりします
遡ること2010年、
2022年に成人式を迎えた娘を連れて
玉野に釣りに行ったときに遭遇 ☆←

焼き飯に温泉玉子が乗ってるのが大好きな娘が絶賛してました
あれから10余年
あの頃、よしもとの名前を使えば来客できると
大きな勘違いをした3丁目劇場はどうなったでしょう
玉野の宇野港にも料理の鉄人監修の
クッチーナウノってレストランがOPENして
どうなったでしょう
デンマークのチボリ公園の名前をお借りした
チボリ公園はどうなったでしょう
今は無き それらの財源はどこから出たのでしょうね
あれから細々と、
たまの温玉めしを提供している店が
今も少数ながら顕在します
お好み焼き_Qちゃん


岡山生活25年の自分が初めて訪問
店を始めて20年ほどになるそうですが
初めて訪問

![IMG_9357[1]](https://blog-imgs-157.fc2.com/t/a/k/takanee3/20230205175840e88.jpg)
![IMG_9356[1]](https://blog-imgs-157.fc2.com/t/a/k/takanee3/202302051758405ad.jpg)
![IMG_9358[1]](https://blog-imgs-157.fc2.com/t/a/k/takanee3/20230205175844167.jpg)
たまの温玉めしも、当時は10数軒協賛していたらしいですが
アナゴの高騰もあり、今では数軒になったそうです

たぶん10数年前から値段は変わってないと思います
日生のカキオコなんか当時750円とか850円程度だったのが
今や1500円の店もあるくらい
ちなみに、当時の日生では
カキオコマップと言って、
日生でカキオコを提供している店を掲載した手作りMAPが配布されていました
そのカキオコマップは赤穂が製作して
マップに掲載している店はカキオコ1枚850円
掲載してない店は750円
その差額の100円は、
マップ掲載店のカキオコが一枚売れるたびに
差額の100円が赤穂に還元される仕組みだったと記憶しています
日生のカキオコが全国区になれるようにプロデュースしたのは赤穂なんですね
その恩恵で、赤穂は日生でカキオコが売れると勝手に潤うシステム
そうこうしているうちに、カキオコがB級グルメで賞を取ると
それまで漁師から直接買い付け出来ていた牡蠣が
日生の漁連を通さないと流通できない仕組みになり現在に至ります
消費税UP以外で
カキオコの値段がズコンッと上がったのはその頃からですね
で、本題
たまの温玉めし_一般公募作品
焼き飯に蒲焼のタレを絡ませて刻みアナゴを混ぜて
温泉玉子を絡めていただきます

たまの温玉めし700円が大盛り_800円
残念ながらアナゴは地元産じゃなくなってしまったらしい
これがね、けっこう美味しいんですよ
企画そのものが浅過ぎて
B級グルメに便乗することができなかったのでしょう

C級を海のSea級となぞった立ち位置になったみたいですが
干支が一周しても存在してるということは
あれからずっと頑張って提供を続けている店があるわけですから
もしかしたら、10数年のブランクを超えてブレイクするかもです
店主の婆さんと、玉野界隈の20数年の話をしていたら
あっという間に時間が過ぎてしまった
そんな、たまの温玉めし
昔から玉野にあった食文化ではなく
一般公募なモノだったが為に
その歴史の浅さ+B級グルメに乗っかっちまえ的な
浅はかな企画が裏目に出てしまったかな
と自分は感じています
岡山の夏祭りにある 「うらじゃ」 も
2001年から始まった まだ20余年程度の浅いもの
岡山で500年とかの歴史がある祭りは
西大寺のはだか祭りがそうです ☆←
岡山だと創業50年とかでも老舗になるみたいですが
京都だと50年くらいは昨日出てきた店扱いだし
200年程度の創業だと
はんなりとした京都人が申されるのは
「おじいさん亡くならはって、若い人に代替わりして頑張ってはりますなぁ」
(おじいさんの頃は良かったけど、あんたの代になってあきまへんなぁ)
カッコの中が、腹の中の言葉
これをニコニコしながら、はんなりと言えるのが京都人
京都は日本どころか世界で一番怖いかもしれない
そんな京都にある清水寺の麓に
何故だか自分の両親の墓がある ☆←
岡山県の宇野は、直島や豊島に向かう
瀬戸内国際芸術祭の基点にもかかわらず
宇野を経由する観光客には
たまの温玉めしのPRは一切行わないのは何故でしょう
小さな努力って大事だと思うんですけどね
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